タイピングの正確さを高める方法 — 速度だけを追わない
本当に大切なのは正確さ
テストで同じWPMを記録した人でも、実際の技能には差があります。WPMは修正前の生の入力速度ではなく、正しく入力できた量を表すためです。速く入力して何度も打ち直す人より、ほどよい速さでほとんどミスをしない人のほうが、最終的には効率よく入力できます。長く続く速度向上を目指すなら、速度練習より正確さを高めるほうが近道です。
ミスを繰り返す主な原因
- 今の技能を超える速さで急ぐ。 指の動きが運動記憶より速くなり、誤入力が増えます。
- 指とキーの対応があいまい。 どのキーをどの指で押すか覚えていないと、同じ置き換えミスが続きます。
- 疲労。 多くの人は15~20分続けて入力すると正確さが落ちます。短い休憩を取るほうが、無理に続けるより回復します。
- 自分のミスを振り返らない。 誤りの傾向を見ないまま練習を続けると、同じミスを繰り返しがちです。
正確さを高める練習手順
- テストごとにミスの傾向を確認する。 結果画面に表示される苦手な文字は、次に練習する項目です。
- 苦手なキーを重点的に練習する。 特定の文字や記号をよく間違えるなら、レッスンページから句読点、数字、記号、難しい文字の組み合わせに絞った練習を選びましょう。
- 1回は意識して速度を落とす。 いつもの70%ほどの速度でミスをゼロにするつもりで入力します。後退ではなく、指が正確に動くペースを身につける練習です。
- 正確さを重視したゲームを使う。 Bomb Defuseは1文字間違えるとフレーズが最初からになるため、雑な癖にすぐ気付けます。
- WPMだけでなく正確さの推移を見る。 統計ページでは速度とともに平均正確さも記録できます。WPMだけに注目しないようにしましょう。
どのくらいの正確さを目指せばいい?
日常の入力では95%以上が安定した目安です。速く自信を持って入力する人は97~99%ほどに達します。90%を下回る状態が続くなら、速度を上げる前にペースを落としましょう。正確さが不安定なまま身につけた速度は、大切な文章を入力するときに崩れやすくなります。