タッチタイピングを身につけるにはどれくらいかかる?
先に答えると
多くの人は毎日少しずつ練習すれば、3~6週間でキーボードを見ずに無理なく入力できるようになります。その後も速度は数か月かけて伸びます。必要な期間を左右するのは才能より、1回の長さではなく練習をどれだけ継続できるかです。
現実的な週ごとの目安
1週目 — ホームポジションと指の置き方。 最も遅く、もどかしく感じる週です。これまでの自己流の癖を変える時期なので、慣れないキーでは1分あたり一桁の単語数でも問題ありません。手元を見たくなっても、できるだけ我慢しましょう。ホームポジションのレッスンを毎日10分行えば十分です。20分を超える練習は、疲れや苛立ちが増えるだけの場合もあります。
2~3週目 — 残りの文字。 ホームポジションが自然になると、上段と下段のキーも覚えやすくなります。3週目の終わりには、遅くても小文字の文章を見ずに入力できる人が多いでしょう。
4~6週目 — 大文字、句読点、数字。 実際の文章が入力しやすくなってきます。Shift、句読点、数字段を使えるようになると、メールなどの日常的な文章にも対応できます。基本が身についたらタイピングゲームも取り入れましょう。反復練習を続けやすくなります。
2~3か月目 — 速度が伸びる。 手元を見ずに正確に入力する力は、速度より先に身につく傾向があります。1か月目の終わりに30~40 WPMで伸びが止まっても普通です。その後、指の動きが定着するにつれて、さらに2か月ほどで50~70 WPMを目指せます。
習得期間を左右すること
- 長さより継続。 週1回2時間練習するより、毎日15分練習するほうが効果的です。タイピングは運動技能なので、時間を空けながら反復することで身につきます。
- 今の入力習慣。 自己流で速く入力できる人は、完全な初心者よりタッチタイピングへの切り替えに時間がかかることがあります。最初の週に一時的に速度が落ちても、その後に元の上限を超えることがあります。
- 練習内容。 ランダムな文字は指の位置を覚えるのに役立ち、単語や文章は実際に速く入力するためのパターン認識を鍛えます。初めは体系的なレッスン、その後は実際の文章を混ぜる方法がおすすめです。
上達しているか確認する
感覚だけに頼らず、週に1度、同じ設定(たとえば60秒)でタイピング速度テストを受けて記録しましょう。統計ページでは、WPMの履歴や練習連続日数をブラウザーのローカルストレージに保存できます。
正直な目安
毎日15分練習すると、3~4週目には手元を見なくなり、6週目には日常入力が快適になり、3か月ごろに「速い」と感じる60 WPM以上が見えてきます。練習を何日も休むと、同じ段階まで2~3倍の時間がかかることもあります。技能が難しくなるのではなく、繰り返さないと運動記憶が薄れるためです。