スマートフォンで速く入力するには?37,000人の調査から

スマホではどれくらい速く入力できる?

大規模な調査の一つとして、アールト大学とケンブリッジ大学の研究者が2019年に37,370人のスマートフォン入力を測定しました。平均は36.2 WPMで、誤りの2.3%は修正されずに残りました。同じ研究グループが物理キーボードで測定した平均は約52 WPMで、スマホでは約30%遅くなる人が多い結果でした。

研究からわかる速度の違い

  • 親指2本は1本より速い。 両手の親指で入力する人は平均37.7 WPM、指1本の人は29.2 WPMでした。
  • 自動修正は役立つ。 自動修正を使う人ほど速度が高い傾向がありました。
  • 予測候補が遅くする場合もある。 候補をタップする人は速度が低い傾向でした。候補欄を確認する時間が節約分を上回ることがあります。
  • パソコンの練習はそのまま移らない。 キーボードのタイピングコースを受けても、スマホで速くなるとは限りません。別の技能として練習が必要です。

スマホ入力を速くする8つのコツ

  1. 両手の親指を使う。 スマホを両手で持ち、左側を左親指、右側を右親指で分担します。交互のリズムが大きな速度向上につながります。
  2. 自動修正を活用する。 小さな入力ミスごとに止まって直さず、入力を続けてスペースを押したときの修正を試しましょう。
  3. 候補欄を見る回数を減らす。 長くて明らかに正しい単語だけをタップし、それ以外は入力を続けます。
  4. よく使う単語ではスワイプ入力を試す。 日常的な単語は文字をなぞる方法が速いことがあります。人名や珍しい語はタップしましょう。
  5. スペースの2回押しで句点を入れる。 多くのキーボードはスペースを2回押すと「。 」を入力でき、記号画面を開く手間が省けます。
  6. ユーザー辞書や単語登録を使う。 毎日入力する文章を「omw」から「向かっています」のように置き換える設定にします。
  7. キーボードを大きくする。 横向き表示やキーボードの高さ調整で、特に小型端末の押し間違いを減らせます。
  8. キーではなく入力中の文字を見る。 パソコンと同じく、速い人は文字の位置を確認せず入力できます。

パソコンで練習したほうがいい?

メール、報告書、コードなどをよく書くなら、物理キーボードのほうが速く、タッチタイピングを覚える価値があります。無料のタッチタイピングレッスンはホームポジションから学べます。1分間タイピングテストはスマホでも使えるため、親指入力の速度測定にも便利です。

自分の速度を比べる

平均タイピング速度計算ツールに結果を入力できます。比較基準はキーボード入力なので、スマホのスコアは低めに出る点に注意してください。